【必見】住宅の2年点検は事前準備が重要。点検内容もあわせて紹介

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2年点検は事前準備が重要

パワービルダー系の建売住宅に住み、間もなく2年が経過しようとしています。
先日、2年点検のお知らせが届き、点検も終了しました。

こうパパ

2年点検って、何をするんだろう?
どこまでチェックしてくれるんだろう?

内容について気になっている方も多いと思います。

まず言っておきたいのが、2年点検は非常に重要であるということ。

その理由は、2年を経過すると住宅の短期保証が終了してしまうからです。
今後、住宅設備に不具合が発生しても無償修理の対象とはなりません。
はっきり言って、結構重要な節目なので、しっかりとした心構えで望んでいくべきです。

この記事で分かること
  • 2年点検の重要性
  • 2年点検の内容
  • 2年点検を迎えるまでの準備
  • 2年点検に望む心構え

これから2年点検を控えている方の参考になれば嬉しいです。

目次

住宅2年点検の重要性

繰り返しになりますが、2年点検は非常に重要です。
2年を経過すると住宅の短期保証が終了してしまい、当然ながら修理はすべて有償となります。

住宅を購入した会社のホームページを見ると、短期保証の項目について記載されていると思います。
建具の不具合やクロスのひび割れ・剥がれなどは短期保証となっています。
長期保証となっているのは、基礎などの構造上の主要部分や雨水の侵入による損傷だったりします。

それなので住宅設備で気になる点があれば、できる限り洗い出し、修理してもらう必要があります。

2年点検を迎えるまでの準備

不動産会社とのやり取り

我が家の場合は、引き渡しから2年を経過する3か月前くらいに点検のお知らせが届きました。
点検項目は大まかに3点で、30分~45分程度で終了するとのこと。

  • 各部屋の建具・サッシの開閉確認
  • 水回り(キッチン・洗面化粧台)の漏水等の確認
  • 床下内・小屋裏内の確認


そして、①お知らせに記載された候補日で良いのか、②住宅設備で気になる点が無いか、③住宅および接客に関する満足度アンケートに回答し、返送します。

連絡先と応答可能な時間帯も記入しましたが、当日まで一切の連絡はありませんでした。
おそらく、日程変更がある場合に連絡があるのかも知れません。

住宅設備の事前チェック(重要)

お知らせの返信後、私はどんな点検がされるのか気になり、情報収集を始めました。

私が購入した住宅を扱う会社の2年点検をネットで調べてみました。
すると「あっという間に終わった」「何もなくて良かった」等 、ポジティブな記事が見られました。

ですが、先ほどもお伝えしたとおり、2年を経過してしまうと住宅の短期保証が終了となってしまいます。
「専門の人が見に来てくれるから安心」なんて思わずに、事前チェックをすることをオススメします。

自分でチェックすることももちろん良いのですが、不安を残したくなかった私は妻を説得しホームインスペクションを依頼しました。


※ホームインスペクションを依頼した際の記事。

ホームインスペクションで見つかった不具合は全部で4点。

  • 玄関タイルの浮き
  • 床下の配管の傾斜不足
  • 基礎のひび割れ
  • 床下の手抜き作業(配管の留め具にビス留めのし忘れ、水道管の保温材不足)

ホームインスペクションを依頼しなければ、玄関タイルの浮きなんてものには気付かなかったと思います。
そして床下に潜ることもしなかったでしょうから、依頼した甲斐があったというものです。

ホームインスペクションで不具合が見つかったことにより、自分達でも最後まで見直そうと決意を新たにし、発見したのが追加で3点。

  • クロスのひび割れ(計5か所)
  • 階段のきしみ
  • バルコニーのきしみ

こうして見ると、2年も経っていないのにこんなに不具合があるものかと不安を感じてしまいます。
何はともあれ、十分に不具合箇所を洗い出すことができたので、心置きなく2年点検に望めます。

2年点検の内容

当日は、担当の方が1人で来られました。
「まずは外壁から、そのあと家の中を見させてもらいます。」と簡単に段取りを説明し、点検が始まりました。
不動産会社の点検がどの程度のレベルで行われるか確認したかったので、この時点ではホームインスペクションを依頼したことは伏せています。

  1. 外壁
    ぐるっと1週回り、問題無しとのこと。
    続いて家の中を見せてくれと言うので、慌てて玄関タイルの浮きについて指摘。
    打診棒を使うこともなく、両手で階段に触れただけで「大丈夫です」と。

    ここでホームインスペクションを依頼したことを説明しました。
    すると、「コンクリートをしっかりと平らに仕上げ、タイルを貼っているから空洞はできない」という説明をし、詳しく調べることはありませんでした。

    ここだけに時間を取られるわけにもいかないので、まずは一通り見てもらうということで、家の中へ入ります。
  2. 床下
    点検口を開け覗き込みます。
    懐中電灯を使い、見える範囲を確認し、「水漏れは無さそうです」と終了。

    ここでも床下の不具合について説明しますが、床下に潜る準備をしていないようで、後回しとなりました。
  3. 天井裏
    脚立に登り点検口を開け、「問題ないです。」
    ホームインスペクションで点検してもらっていたから良いものの、ちょっと見ただけで何がわかるんだろう?と、疑問が残る点検が続いていきます。
  4. バルコニー
    掃出し窓を開け窓下を確認し、「こちらも問題無しです。」と一瞬で終了です。

おそらく不動産会社が準備している点検を行うだけであれば15分程度で終了したと思います。
床下のひび割れは、「地震が発生するとクラックが発生します」と、やたら地震を原因にして済まそうとします。
そもそも、床下に潜って現場を確認しないまま話をすすめようとするのが不思議でならないです。

結局、こちらから指摘した箇所の補修については、その場で回答することができず、社に持ち帰り検討したいとのこと。
私としてもその場しのぎの回答をされてもしょうがないので、補修方法をまとめてメールを送るよう依頼しました。

点検が終わってみて

点検が終わっての率直な感想は、

一体、何を点検したんだ?
かなり適当だなぁ。

といった感じです。

2年点検は、不動産会社が積極的に不具合を見つけて補修します!というスタンスではありません。
あくまで重大な瑕疵が無いかを点検しているようでした。

2年の短期保証は、あくまで「不具合があったら教えてください。言ってもらえれば対応を検討します。」というレベルです。
これについては、確かにそこまでの義務が無いから当然かもしれないですね。
それなので、こちらから積極的に言っていかなくてはなりません。
主張しなければ、不具合は無いと判断されてしまいます。

点検に望む心構え
  • 2年を経過したら、短期保証は終了となる
  • 不動産会社は重大な瑕疵(不具合)のチェックはするけど、軽微な不具合を探すというスタンスでは無いことを認識する
  • 不具合箇所は自分から積極的に主張して、不動産会社を動かすことが大事

私のようにホームインスペクションを依頼するも良し、住宅に詳しい知人がいれば協力を依頼しても良いと思います。
とにかく、2年点検は一つの重要な節目なので、点検を向かえる前にはしっかりとした準備をして臨みましょう。

最後までお読みいただき、ありがとうございました。

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この記事を書いた人

こうパパです。
40代会社務めのサラリーマンで、専業主婦の妻と小さい息子の3人暮らしをしています。

株式投資で僅かながらの不労所得を獲得しつつ、2021年11月からブログを始め副業を模索しています。

仕事と育児の合間にWordPressを勉強しながら更新していきます。

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