トイレの掃除をする時、タンクの水垢やホコリが気になります。
便器や床の掃除はマメにするのですが、なぜかタンクはサボってしまうんですよね。
そして少し放置すると、水垢がこびり付いてスポンジで擦ってもなかなか落ちない悪循環・・・。
そんなに面倒なタンクの掃除なら、
やらなくても済むようにしちゃえばいい!
と言うことで、日々のお手入れから開放されたいと願いつつ、ガラスコーティングを行ってみました。
- 日々のお手入れが簡単(さっと、ひと拭きすれば十分)
- ツヤツヤが長続きで、トイレに入るたびにテンション上がる
ガラスコーティングの方法
ガラスコーティングを行う方法は、2種類に別れます。
1つ目は、『スプレータイプ』での施工。
2つ目は、『液体を塗るタイプ』での施工。
スプレータイプの特徴
スプレータイプのコーティング剤は、スプレーした後に拭き取り、少し乾燥させれば完了です。
お手軽に済ませたい人にはオススメの方法です。
ただし、効果の持続する期間が2,3週間〜1ヶ月程度と短いのが注意するポイントです。
液体を塗るタイプの特徴
塗るタイプのコーティング剤は、ふきんやメガネ拭きのような布に染み込ませたコーティング剤を塗り、5,6時間乾燥させれば完了です。
乾燥させるまでの時間がかかるというデメリットはありますが、効果の持続する期間は約3年と長いのが特徴です。
結局、選んだのは
私の目的は『日々のお手入れからの開放』ですので、迷わず『液体を塗るタイプ』を選択しました。
私が選んだのは、和気産業のコーティング剤。
パッケージを見てもらえば分かるとおり、洗面台用のコーティング剤です。
もちろん、トイレ用のものもあるんですが、便器にコーティングすることを想定しています。
便器のコーティングは、給水ポンプなどを使って水を抜いたりしなければなりません。
便器の掃除には不満がないので、あくまでタンクのコーティングと言うことで、洗面台用のものを使用しました。
箱を開封すると、
- 説明書
- クリーナー
- コーティング剤
- ゴム手袋2組
- クロス2枚
が、入っていました。
ガラスコーティングの手順
ガラスコーティングの手順を紹介します。
特に重要なのは、1番最初のタンクの汚れを落とす作業です。
下地作りをしっかり行うと、仕上がりが全然違います。
市販のクレンザーなどを使って、タンクの水垢を落としていきます。
汚れが落としづらい時は、『クエン酸』の登場です。
クエン酸をぬるま湯に溶かし、写真のようにキッチンペーパーなどに浸してタンクを覆います。
汚れの度合にもよりますが、30分程度覆った後でスポンジで擦っていくと面白いほど水垢が取れました。
※クエン酸は近所のドラッグストアなどで売っています。
加湿器の掃除などにも重宝するので、買っておいて損は無いです。
水垢が落ちたら、クレンザーはしっかりと流しておきます。
クリーナーをクロスに付けて、タンクを磨いていきます。
全体を磨き終えたら、水で流し、水分はきれいに拭き取ります。
※水分が残ったままコーティングしてしまうと、効果が十分に発揮されないようです。
コーティング剤をもう一枚のクロスに付けて、タンクに塗っていきます。
※シンナー系?の匂いがあるので、換気は行ってください。
この時注意したいのが、同一方向に塗ることです。
塗りムラができるのを防ぐため、同一方向に塗ることを心がけてください。
また説明書には、一度で塗り、重ね塗りはしないこととなっています。
私は塗り漏れがあってもイヤだったので、重ね塗りしてしまいました。
ただし、同一方向に塗ることは徹底しました。
暖かい時期であれば3時間程度、寒い時期であれば6時間程度乾燥させます。
乾燥させている最中に使われないよう、ご家族にも伝えておきましょう。
十分に乾燥させたら、コーティング完了となります。
見てください。
ガラスコーティングの前と後では輝きが全然違います。
この輝きを拝めただけで、やった甲斐がありました。
ちなみに、クエン酸を使わず水垢をしっかり落とさずにコーティングした結果がこちらになります。
全然、輝いていないですよね。
2つあるトイレのうち、最初にやったのがこっちです。
これを見たら、水垢を落とすことの重要性が分かると思います。
使ってみた感想
実際にガラスコーティングをしてみて、感じたメリットと注意点を紹介します。
コーティングをしたメリット
- 仕上がりが思った以上にキレイで大満足
コーティング後の写真を見て分かるとおり、かなりキレイに仕上がりました。 - 日々のお手入れが簡単
使っているうちにタンクに水垢が付着しますが、トイレクイックルなどで掃除のついでに拭けばすぐに落ちます。
コーティングしてからまだ2ヶ月程度ですが、輝きは継続中です。
コーティングの際は、ここに注意
- 下地作りが重要
手順でもお伝えしたとおり、下地作りが一番重要と言っても過言ではありません。
水垢をキレイに落とすこと、これだけは手間でもクエン酸を使ってしっかり落としましょう。
水垢を落としきらずにコーティングしてしまうと、表面がザラついた感じになってしまいます。 - 冬場は乾燥までの時間が長い
液体を塗るタイプのデメリットである、乾燥するまでの時間は問題だと思います。
うちはトイレが2つあるので時間の調節ができましたが、タイミングは見極めましょう。 - 新品はコーティング剤が上手く塗布できない可能性あり
説明書に書いてあったのですが、新品には向かないようです。
2,3年使用してからのコーティングをオススメします。 - タンクの素材に注意
私が使用したコーティング剤は、陶器専用です。
大理石や人工大理石には使用できません。
おわりに
今回、トイレのタンクをガラスコーティングしたことで、めでたく日々のお手入れから開放されました。
お手入れから開放されたのはもちろんのこと、キレイな状態が続くのは気持ちが良いです。
スプレータイプに比べて、コーティングの手間はありますが、私は断然、液体を塗るタイプのコーティングをオススメします。
是非、皆さまにもこの輝きを味わっていただきたいです。
最後までお読みいただき、ありがとうございました。
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