こんにちは、こうパパです。
パワービルダー系の建売住宅に住み、もうすぐ2年が経ちます。
先日、2年点検のお知らせが届きました。
これを過ぎてしまうと瑕疵でない部分について不具合があった場合、保証の対象外となります。
どういうことかというと、何か不具合があっても実費での修繕となってしまいます。
正直、不動産会社とは契約後の内覧時からゴタゴタ続きで不信感たっぷりです。
安心を買うつもりで、思い切ってホームインスペクションを依頼しました。
結論から言うと、依頼して良かったと思います。
- ホームインスペクションって何をするの?
- ホームインスペクションをお願いしようか迷っている。
- 一度も専門家の方に見てもらったことは無い。
このような方には参考になるかと思いますので、お読みいただければと思います。
依頼した『さくら事務所』とは
今回、私が依頼したのは、「さくら事務所」です。
業界No.1の実績50,000組超えを謳っていて、住宅の点検について調べたことがある方なら、一度はこちらのサイトに辿り着いたことがあるのではないでしょうか。
早速ホームページで費用を確認すると、基本コースが60,000円(税込66,000円)。その他オプションが複数あり、申し込んだのは以下のとおり。
- 永年アフターフォロー:0円
- 写真付き詳細報告書:10,000円(税込11,000円)
- 床下詳細調査:
35,000円(税込38,500円)→キャンペーン価格で税込33,000円でした。
以上、合計110,000円。
そんなにかかるの??
まず、妻に言われたのはこの一言。
正直、私もそう思います。
何事も無いことを確認したいが為に、そんな大金を支払うのかと。
できれば屋根裏も普段見ることのない場所だからお願いしようと考えましたが、さすがに断念。
また、口コミを検索すると検査員の方にも当たりハズレがあるような投稿も見られました。
それでも安心には代え難いと依頼することになりました。
点検
前日に検査員の方から連絡があり、時間の確認と検査項目を確認しました。
事前にメールで自宅までの地図を送っていたので、検査員の方は時間どおりに到着。
ご挨拶後、段取りの説明をしていただき、外周から点検開始。
当日は雨が降っていたので、私は家の中で待機し、何かあれば報告してくれるとのことでした。
見つかった不備は玄関のタイル下に空洞ができてしまっていて、重たいものを落とすとタイルが割れてしまう可能性があるとのことです。
つづいて屋内。
こちらは水平器を用いて各部屋の傾き、水回りの漏れ等をチェックしていきます。
基本コースでも屋根裏の見える範囲で点検は行っていただけました。こちらは特に問題ありませんでした。
ここまででおよそ3時間。事前の案内のとおりですが、なかなかの長期戦です。
これから準備して床下に入ります。
疲れを感じていた私は、オプションの当日キャンセルが頭によぎりました。
→オプションのキャンセルは費用がかからないようです。
ですが、言い出すことができないまま合羽のようなものを着用し、準備完了。
床下収納を取り外し、床下へと潜っていきます。
待つこと1時間。
検査員の方が戻って来られました。
そして、驚きの事実が告げられました。
・配管を固定する留め具をビスで固定していない箇所がある。
・配管の傾斜が足りていないため、将来的に詰まりが発生する可能性がある。
・水道管の保温材が足りていない。
・基礎に0.5ミリのヒビがある。(構造クラック)
報告を受け、唖然としました。
床下については、内覧時の補修の際に指摘した箇所が対応できておらず、後日、売り主の担当者が床下に潜り異常無しと報告を受けていました。
構造クラックについては、いつ発生したのか分からないため何とも言えませんが、配管や保温材に関するものはこの時に気付けたはず。
なんてことを言っても検査員の方には申し訳ないので、お礼を言い、点検終了となりました。
さくら事務所が作成した写真付き報告書は、点検から3日後くらいにデータでいただきました。
2年目点検時に印刷したものを渡しても構わないとご回答いただき、修繕内容についても相談すれば適切なものかアドバイスいただけるとのことでしたので、売り主の点検が終わり次第、アドバイスしていただこうと思っています。
おわりに
2年点検のことを調べても、なかなか情報が得られなかったので、今回記事にしてみました。
口コミは賛否色々と書かれていましたが、個人的には作業中も何のチェックをしていて、基準がどの程度であれば適正なのかといった情報を丁寧に教えていただけて、安心して任せることができました。
今後の展開や内覧時のことについても折を見て更新したいと思います。
最後までお読みいただき、ありがとうございました。
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